バットの芯に当たらない、ぼてぼてのゴロばっかり!だった私が打率3割越え、ホームラン量産の強打者になれた理由。
はじめまして。たつやです。
私は野球をやっていて、特にバッティングが大好きです。ヒットを打った時はもちろんですが、ホームランを打った時の「これは行った!」って瞬間は最高に気持ちいいです!
そんな話をしている私でも前は
「バットにボールが当たらない…」
「当たってもゴロばっかり!」
という時がありました。
これから、ゴロ量産凡打人間だった私が強烈な当たりのヒットやきれいなアーチのホームランを打てるようになるまでの道のりを話していきたいと思います!
私は小学2年生で野球を始めました。何かスポーツをやったほうがいいと親に言われ、学校が休みの日曜日にサッカーと野球の体験入団に行きました。
体験時間は両方合わせて4時間くらいでしたが、サッカー楽しいな!って思いました。
しかし、親が野球好きというのもあって半強制的に野球をやることになりました。
そこから私の野球人生はスタートしました。
私は運動神経には自信があったので練習もそんなに真面目にやらずになんとなく野球をしてなんとなくレギュラーでやっていて、そこそこ結果も出してました。
そして時は流れ中学1年生。
私は中学の野球部には入らず、地元のクラブチームに入りました。ボールが硬式だったのと、どうせやるならレベルの高いところがいいなと思ったからです。
ここから私の野球人生が一変します。
そのクラブチームは、土日祝日はもちろんお盆休みやお正月などの長期的な休みの日は毎日野球をしていました。
練習は朝の7時に始まるのですがいきなり、
10キロマラソン!
からの
100メートルダッシュ20本!
からの
タイヤ引きダッシュ!
などなど
午前中は地獄のトレーニングでした、。、
走ることがあんまり得意ではない私にはとにかく苦痛でした。。。(今思うとよくやってたなあんな練習)
そして午後になってやっとボールを使った練習ができます。
といっても私は守備練習は嫌いだったので、楽しみなのはバッティングの時間だけでした。
しかし、バッティングが好きと言っても、めちゃくちゃヒットを打ったり、ホームランを打ったりするタイプではありませんでした。どちらかというと下手なほうでした。
実戦になると三振ばっかり、たまに当たってもボテボテの内野ゴロ。
中学生になると球も速くなり、変化球も投げてくるので、全然対応できませんでした。
それでも監督は自分をレギュラーで試合に出してくれていました。
「このままではやばい!」
そう思ったある日の試合。
私はついにレギュラーを外されてしまいました。
代わりに試合に出たのは同じポジションの左バッター。身長は私より小さくて150cmくらいの小柄な選手です。ですが、彼のスイングはものすごく速く、打球も私より全然飛ばしていました。
とても悔しかったです。自分より全然活躍してる。
その日から、嫌いだった練習も真面目にやるようになりました。全体練習時間以外でも毎日素振りをしたり、力をつけようと筋トレもやるようにしました。とにかくあの時は我武者羅に練習に取り組んでいたと思います。
しかし、結果はついてきませんでした。
バットを振れば振るほど力んでしまう気がして、しかも、スイングめちゃくちゃ、フォームはバラバラ。
負の連鎖でした。
中学の2年にあがってすぐのことです。
無駄につけた筋肉のせいなのか、体が硬くなってしまい、ついに腰を怪我してしまいました。
第五腰椎分離症というもので、1か月間は座ってるのも痛い状態で、完全に治るのは3か月半かかってしまいました。
最悪でした。
大分遅れを取ってしまい、ブランクもあり、チームの練習についていけなくなってしまいました。
それだけでなく、また怪我をしてしまうという恐怖から思いっきりプレーができなくなってしまいました。
正直野球をやめようと思いました。
やる気もなく、自主練習の時間に1人で外野のフェンス際をちんたら走っていたら、後ろから
「うりゃー!」
と、突進されました。
誰だと思い振り返ったら、チームのキャプテンがめっちゃ笑いながら、絡んできました。
キャプ「なにしてんだよ!」
自分「ランニングだよ」
キャプテンとは1年の時から仲が良く、野球以外の時も一緒にいることが多かったです。性格は明るく、みんなをまとめるのがうまくて、【THEリーダー】という感じの人間です。
キャプテンも腰が悪い時があって、自分が腰を怪我したときも行きつけの接骨院を紹介してくれたり、おススメのリハビリ方法を教えてくれたりしました。
キャプ「なんだよ、元気ないじゃん」
自分「野球やめようと思って」
キャプ「はぁ?なんで?」
自分「野球つまんないしさ」
キャプ「なんだよそれ(笑) 俺の知り合いに元西武のプロ野球選手がいるんだけど会ってみる?」
自分「うーん…」
キャプ「てか、来週グランドに来てくれるみたいだから紹介するわ!」
その時は正直あんま興味なかったです。現役なら少しは引かれたかもしれないですが、『元』ってなると微妙な感じが。
そして1週間経って、その人に会ってみました。
衝撃を受けました…!
身長は190cmくらいで大きいんですが、なによりオーラがすごい!
元プロ選手「おう!たつやっていうんやろ!キャプから聞いたわ」
関西出身の人らしく関西弁がすごい!
元プロ選手「ちょっとバット振ってみ!」
いきなりすか(笑)っとちょっとビビりながらもバットを振る。
元プロ選手「おお!ええスイングしとるなあ!」
自分(まだ一回しか振ってないのに大げさだな。)
元プロ選手「ちょっと打ってみるか!」
そして、少しバッティングを見てもらうことに。が!
また衝撃を受けた!私が打席に入っていきなり
元プロ選手「ホームラン打て!ホームラン!」
自分「え!?」
元プロ選手「フォームとか気にせんでええからとにかく遠くに飛ばせ!」
私はびっくりしたが、言われたことを実践してみる。
すると…!
カキーン!
打球はレフトを守っていた選手の頭を超える当たり。
びっくりした。
次の当たりも外野の深いところまで飛ぶ打球。
自分(なんだこれ、初めての感覚だ)
元プロ選手「おお!ええやん!ナイスバッティン!」
それからバッティングの時は変な意識をせず、細かいことは気にしないで、とにかく遠くに飛ばすことを考えてバットを振った。
フォームも固まってきて、ホームランまでいかなくても、ライナー性の強い打球が打てるようになったり、ボールがよく見えるようになり、なぜか変化球にも対応できるようになっていった!
そこからは野球がものすごく楽しくなって、気づけばレギュラーに定着していた。
チームも強くなって、3年生の最後の大会では関東でベスト4入り。
その後も練習を重ね、高校も野球推薦で入学。高校2年生の時には練習試合ですが、センターのフェンスを越える特大ホームランを打ったりと、バッティングに絶大な自信がつきました。
結局、昔の私はバッティングは『力』だと思っていて、強い打球を打つには腕力がないと無理だと思っていました。ただ、成長途中の中学生が腕力でボールを飛ばすなんて
限界があるものです。まずは体全体を使って『バットを振る力』をつけることが大事なんだなと学びました。あとは野球を楽しむこと。
これは中学生だけじゃなく、高校生や大学、社会人で野球をやっているひとにも同じようなことが言えると思います。
私は周りの同じような悩みを抱えている選手や自分の後輩にこのバッティング方法を教えたら
「ホームラン打てたよ!」
「打球のスピードが全然違いますね!」
という声をいただきました。
そして、私はもっとたくさんの方にこのバッティング法を伝えてかつての自分のようにマイナスのイメージのまま野球をしないように、楽しく野球をやってほしいと思ってます。
また、野球を通じて色々な分野の方と繋がりを持ちたいとも思っています!
次はあなたが特大ホームランを打って野球の楽しさを最大限感じる番です!
今後もバッティング技術向上の情報を発信して行きたいと思います!